代表挨拶

地盤工学と異分野連携による レジリエントな社会づくりの実現

 – Making our society resilient through multi-disciplinary cooperation –

一般社団法人 GLOSS 研究会・理事長
 
九州大学大学院工学研究院・教授

ハザリカ ヘマンタ

近年頻発する災害の大規模化・複合化・広域化の脅威に英知を結集して立ち向かっていくのが我々研究者・技術者にとって喫緊の課題であります。このような課題の解決に向け、最新のデジタルテクノロジーを駆使したハードウェアとソフトウエアを組み合わせた革新的な技術の開発とその適用によるレジリエントな社会の構築を目指して、一般社団法人GLOSS研究会を立ち上げることにしました。

GLOSSGlobal Society for Smart Geo-Sustainnovationの略称で、地盤工学と異分野連携によって、サステナビリティとイノベーションを両立させ、レジリエントな社会づくりの実現を目的とした組織でございます。当研究会では、さまざまな技術成果を適用・検証し、標準化・事業化を図り、社会に普及させる予定であります。そのため、コンサルティングやさらには教育・研修のニーズに対して、的確に答えを出し、なおかつコンプライアンスを守るためには、法人という受け皿が必要と考え、GLOSSに法人格を持たることにいたしました。

GLOSS研究会の組織は、大学の教員・研究者と建設業・コンサルタント・メーカーなどで構成され、所属する会員の専門分野に関する技術を、相互に相乗効果を得ることを狙いとしています。

地盤工学を専門とする個人・法人のみを対象とするのではなく、周辺異分野の研究者・技術者も巻き込んで活動するというのが、GLOSS研究会の最大の特色でございます。

今後は、本研究会の目指すべき方向性と組織体制の強化を国内・外に発信していくことが重要であると認識しております。

これからは皆様のご期待に添えますよう活動してまいりますので、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

お問合せ

九州大学大学院工学研究院
グローバル地盤工学災害環境研究室
福岡県福岡市西区元岡744 W2-1124
Tel: 092-802-3369
Email: admin@geogloss21.org